デルフィス ファームドコーラルズ
先日の記事でも少し取り上げましたが、本日はデルフィス社さんが始められたファームドコーラルズについてご紹介いたします。
この事業は同社が「自然保護活動にも積極的に協力し、海洋生物の保護と再生を考えた活動として、沖縄を拠点にサンゴなどの海洋生物の陸上施設養殖事業を開始」されたもので、サンゴ移植放流活動で内閣総理大臣奨励賞を受賞された有限会社海の種(Sea Sead)代表兼NPO法人アクアプラネット理事長・金城浩二さんと提携してスタートした事業とのことです。
仕組としては、上記海の種(Sea Sead)社で養殖された養殖サンゴの収益の一部を使い沖縄の海に移植放流する活動を行うとのことで、後日、移植放流した場所を記した感謝状が販売ショップさんに届く仕組となっているようです。ちなみに販売ショップさんの一覧はこちらです。
以上、我々飼育者サイドであっても、回り回って環境回復に貢献できるというなかなか優れたシステムのようですので、今後サンゴを導入される予定のある方は、この養殖サンゴを購入の選択肢に加えられてみても良いのではないかと思います。なお、気になるサンゴの質についてですが、当サイトでも御馴染みの山口は下関にある形山水族館さんのコメントによると「形は少々小ぶりですが、色は良く揚がっています。土台の人口石はペンチやニッパーで簡単に加工でき、レイアウトも簡単です。 」となっておりますので申し添えておきます。
という訳で今日はこの辺で。
この記事へのコメントは終了しました。
コメント