« 海水魚関連書籍情報 海水魚の楽しみ方BOOK | トップページ | 海水魚情報 今週の気になる入荷 »

2007年7月 6日 (金)

最近のTVから

ご覧になられた方もいらっしゃるかと思いますが、本日はここ最近放映されたTV番組の中から海水魚に関連する話題をご紹介いたします。

まず6月25日放送分、テレビ朝日報道ステーションで特集されましたサンゴの比較的新しい奇病?である「ホワイトシンドローム」についてです。
同時に新聞等でも報道されておりましたし、この病気の発表自体はそれほど最近ではないので、既にご存知の方も多いかとは思いますが、この病気を簡単にご説明しますと、発症するとサンゴの表面に白い帯ができ、その白い帯が移動する形で組織が徐々に壊死、やがては死に至るという恐ろしいもので、現状発症個体を救う方法はないようです(即ち、発症=死、ということです)。これに似た病気として白化現象が知られていますが、その白化現象とは違い、ホワイトシンドロームサンゴ虫そのものを殺してしまうという一段上の威力を持っているようです(白化現象はサンゴ虫に対する殺傷能力は無く、サンゴ虫をサンゴから追い出す)。なお、今世紀に入ってから本格的な被害を与えだしているようで、巷間話題になっている「地球温暖化」による水温上昇等関係しているのではないか?とも言われています。特集で紹介されていた慶良間テーブルサンゴの被害は目を覆うばかりで、そのダメージが心配されますが、ともかくサンゴにとって極めて危険な病気であることは間違いなく、一刻も早い対処法確立等が待たれるところです(「温暖化が主要因」との結論が出てしまった場合、根本的解決はたいへん息の長い話になってしまいそうですが・・・)。

次に7月1日放送分、NHKの「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」におきまして「農業する魚」としてクロソラスズメダイが特集されていました。
このクロソラスズメダイ、それぞれが自分の「農場」を持っており、その農場で「イトグサ」という藻の一種(地球上でその畑にしか存在しない特別な種類)を育て自らの餌にするという、他の魚にはみられない生態を持っています。
このこと自体は昨年(だったと記憶しています)既に発表されていましたが、こうして実際に映像で詳しく観ると、その行動のユニークさが際立ちますね。いずれは目敏い業者さんあたりが「自宅でできる!クロソラスズメダイ ファームセット」とかを発売しそうで嫌な予感もしますが(^^;ともかく生き物の神秘を感じさせてくれる番組でした(もっとも、「何かを栽培しそれを食用とする」生物はアリの一種とか他にもいますけどね)。

最後にTV番組ではないですが、以前一度ご紹介いたしました"燃える闘魂"アントニオ猪木氏のブログで、またサンゴ養殖について言及されていますのでリンクを載せておきます。猪木氏の事業欲についてはさておき(^^;上記ホワイトシンドローム白化現象、そしてオニヒトデ食害等サンゴを取り巻く状況が悪化の一途を辿る中、こうしたサンゴ養殖技術の早期発展・発達が多少なりともサンゴ保全の一翼を担うことができるよう願ってやみません。
アントニオ猪木氏のブログ サンゴ編

7月 6, 2007 その他 |

コメント

コメントを書く