アントニオ猪木氏とサンゴ
本日はやや趣を変えてまして、”燃える闘魂”のキャッチフレーズでお馴染みのプロレスラー、アントニオ猪木氏とサンゴのつながりについて書いてみたいと思います。
猪木とサンゴ、この一見何のつながりも見出せないような両者?をつなぐ接点とは何か?それは「パラオ」というキーワードにあります。詳しい経緯は忘却の彼方ですが(^^;確かパラオ政府が猪木氏に島を贈呈したことにより、この結び付きそうにない両者に接点が生まれたと記憶しています。その島は「イノキアイランド」と呼ばれ、今でも氏がしばしば滞在していることから、ここで「パラオサンゴの現状」等を見知ったと思われます(プロレス番組内等で見掛けた「パラオでの特訓風景」は大抵この島でのロケです)。
ご存知の方も多いと思いますが、実は猪木氏は以前から「事業熱」とでも言うのでしょうか、とにかく世界をあっと言わせるようなビジネスを手掛け、実を結びたい!というような欲求に突き動かされている部分があり、これまでにも悪名高い「アントンハイセル」やスペアリブ、タバスコ等いろいろな事業を手掛けられてきています。もっとも、うまくいった事業はないと言ってよく、アントンハイセルの事業不振等が原因で、自らが設立した新日本プロレスの社長の座を一度は追われるという悲劇にも遭遇しています(皮肉なことにそのハイセル事業は、猪木氏の手から離れた後、立派に事業として成立しているようです)。近年においても所謂「永久機関」を完成させたと称し、記者会見を開いた挙句、その席上件の永久機関が作動せず周囲の失笑を買った、というシーンをご記憶の方もいらっしゃるでしょう。
さてそんな猪木氏ですが、現在も発電機他様々な事業に取り組んでおり、その一つが「サンゴ」のようです。具体的にはサンゴ養殖と思われ、氏のブログ等でも時折言及されています(どちらかと言うと「出資している」といったイメージでしょうか)が、アクア業界にとって「有名人の参入」は決して悪い話ではないと思います。既に養殖サンゴも一般的となりつつありますが、「猪木ブランドの養殖サンゴ」とか市場に出回ればそれなりに世間の耳目を集めることとなりますし、何より失礼ではありますが、氏にとってもっとも成功しそうなビジネスの一つのように見えますので(^^;ここにかけるウェートを今少し増やしていただければありがたい話です。
この6月には新団体(イノキ・ゲノム・フェデレーション)の旗揚げを予定しており、老いて益々盛んな同氏ではありますが、その今後に期待したいところです。
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