海水魚関連書籍情報 深海生物ファイル
本日は海水魚関連書籍として、「深海生物ファイル」をご紹介いたします。
「深海魚」とか「深海生物」と聞くと、皆さんはどのような生物を思い浮かべられるでしょうか?チョウチンアンコウやオウムガイといったところなどは比較的すぐ出てくると思いますが、それ以外に深海には一体どんな生物が棲んでおり、どんな生活をしているのか?に鋭く迫ったのが本書です。
さてその内容ですが、はじめにいろいろな深海生物を写真で紹介していった後、今度は深度に応じてその領域に棲む生物をさらに詳しく説明する、といった流れです。6,000mより深いところにも生物が存在するなんて不思議としか言いようがないですね。水圧なんてものすごいでしょうから。。。ちなみに、海水魚ファンにはおなじみの種も時折見かけることができ、何故かホッとしてしまいます(^^;なお、わずかながらディープアクアリウム(いわゆる、「深海魚飼育」です)についての記述もありますが、一般の人がチャレンジするには敷居が高そう・・・です。
次に構成としては、全体的に写真やイラストをふんだんに取り入れており、非常に読み易い仕上がりになっています。また、深海生物の生態は面白いものが多く、ついつい読み進んでしまい、読破にそれ程時間はかからないと思います。鬱陶しい梅雨空が広がっている時にでも、ご自宅の水槽を眺めながら深海生物に思いを馳せてみる、というお時間を過ごしてみたい方にはオススメです!もちろん、海水魚ファンならずとも、その驚くべき生息環境・生態は一読に値しますので是非!
という訳で海水魚関連書籍のご紹介でした。
6月 19, 2006 器具・書籍・雑誌等 | Permalink
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